Intoroduction
皮革は生きています。どの皮革にもどの部分にも、個性があり、呼吸しています。私はそんな皮革達と会話を交わしながら裁断し、糸を通し、鋲を打ちます。出来上がった作品は、使用されるごとに育っていくようにデザインしています。持ち主と皮革の個性が融合しこの世で唯一の作品に育つことを、念願しています。
そして、使う人の意志、感性を大切にして造りつづけています。
SINCE 1974
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皮革工芸作家
宗片 久弥 |
とらんくるうむは、1974年に旧山形県庁の裏で産声をあげました。 宗片久弥22才の時です。 生まれ育った山形の自然と青春時代を過ごした北海道の大地に育まれ
また、趣味で野山を歩き回り会得したこと、自然の中にこそ、本物の生命がある・・・という実感。 その実体験が、連鎖反応するように”自然の恵み””生命ある素材””温もりのある手造り”・・・
「皮革工芸」へと結びついてきました。 試行錯誤を重ねて得た技・・・ それから30数年磨きぬかれた技術は、今、コンセプトに昇華しました。
天然の素材に温もりを加えた手造り、そんな作品を創る工房が北蔵王連峰のふもとにあります。それが、 皮革工房とらんくるうむです。
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